外壁塗装に使われる塗料の種類とは?それぞれの特徴について解説

公開日:2023/07/21 最終更新日:2024/12/06

この記事を読んでいる方のなかで、外壁塗装をする予定はありますか?外壁塗装の塗料にはたくさんの種類があります。それぞれ特徴があり、外壁材や環境によって向き、不向きがあるので注意が必要です。そのため塗料の特徴を知ってから、外壁塗装をした方がよいでしょう。今回は、外壁塗装に使われる塗料の種類について詳しく紹介します。

外壁塗装に使われる主な塗料の種類

外壁塗装には、主にどんな塗料が使われるのでしょうか?こちらでは外壁塗装に使われる主な塗料の種類について詳しく紹介します。

アクリル塗料とは?

アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分にした塗料のことです。アクリル塗料の特徴は、価格が安いこと、カラーバリエーションが多いこと、初心者でも扱いやすいことなどです。

アクリル塗料はDIY初心者であっても簡単に使うことができます。アクリル塗料の耐用年数は5〜7年程度になります。

ウレタン塗料とは?

ウレタン塗料とは、ウレタンを主成分にした塗料のことです。ウレタン塗料の特徴は、塗った時に柔軟性があること、密着性が高いこと、仕上がりに光沢があり艶がでることなどです

ウレタン塗料の耐用年数は8〜10年程度になります。

シリコン塗料とは?

シリコン塗料とは、シリコン樹脂を主成分にした塗料のことです。シリコン塗料の特徴は耐熱性・撥水性・耐候性・耐久性などが高く、光沢や艶があり、汚れにくく長期間美観を保つことができることなどです。

シリコン塗料の耐用年数は10〜15年程度になります。

フッ素塗料とは?

フッ素塗料とは、フッ素樹脂を主原料にした塗料のことです。

フッ素塗料の特徴は、耐候性・親水性・防藻性・防カビ性・耐摩耗性・耐薬品性・耐久性などが高く、紫外線に強く、耐用年数が長く、塗り替え頻度を少なくすることができることなどです。

フッ素塗料の耐用年数は、15〜20年程度になります。

ラジカル塗料とは?

ラジカル塗料とは、ラジカル制御型の高耐候酸化チタンと光安定剤を主成分にした塗料のことです。

ラジカル塗料の特徴は、価格が安く、紫外線や雨水に強く、チョーキングが起きにくく、艶があり、汚れがつきにくく、作業性が高いことなどです。ラジカル塗料の耐用年数は12〜16年程度になります。

セラミック塗料とは?

セラミック塗料とは、セラミックを主成分にした塗料のことです。セラミックとは陶磁器などの原料のことになります。

セラミック塗料の特徴は、美しい石材調のまだら模様が再現できること、断熱・遮熱性能が向上すること、若干価格が高いことなどです。セラミック塗料の耐用年数は、15〜20年程度になります。

光触媒塗料とは?

光触媒塗料とは、酸化チタンを主成分にした塗料のことです。

光触媒塗料の特徴とは、光触媒作用という化学反応を起こすことで塗膜の表面の汚れを落とすこと、抗菌・浄化作用があること、費用が高いこと、塗装の工程が細かく難しいことなどです。光触媒塗料の耐用年数は15〜20年程度になります。

無機塗料とは?

無機塗料とは、無機物を主成分にした塗料のことです。無機物とは炭素を含まないもののことになります。

無機塗料の特徴は、紫外線や雨水の影響を受けにくく、カビ・コケの発生がしにくく、不燃性があることなどです。無機塗料の耐用年数は25〜30年程度になります。

ナノテク塗料とは?

ナノテク塗料とは「ナノ」と「テクノロジー」を組み合わせた塗料のことです。樹脂をナノレベルにまで小さくしたものが、ナノテク塗料になります。

ナノテク塗料の特徴は色あせしにくく、塗装面は汚れにくく、燃えにくいことなどです。ナノテク塗料の耐用年数は、11〜17年程度になります。

外壁塗装における塗料の特徴

外壁塗装には、塗料にどんな特徴がある方がよいのでしょうか?こちらで詳しく紹介します。

耐久性が高いこと

外壁は、屋外にあることから常に厳しい自然環境にさらされています。そのため外壁塗装の塗料には高い耐久性が必要になります。

防水性が高いこと

外壁は、常に雨水・雪などの影響を受けています。雨水・雪から家を守るために外壁塗装の塗料には、高い防水性が必要になります。

防汚性が高いこと

3外壁は、常にホコリ・カビ・コケなどが付着する環境にあります。家の外観を美しく保つために外壁塗装の塗料には高い防汚性が必要になります。

人気のある塗料は「シリコン」と「ラジカル」

現在、外壁塗装で人気がある塗料は、シリコン塗料、ラジカル塗料です。では、一体なぜ外壁塗装で人気があるのでしょうか?こちらでは外壁塗装でシリコン塗料、ラジカル塗料が人気がある理由について紹介します。

シリコン塗料、ラジカル塗料が人気がある理由とは?

シリコン塗料、ラジカル塗料が人気がある理由は、コストパフォーマンスが高いからです。

どちらも価格が安く、高性能で、塗りやすく、耐用年数も約10年程度あります。これらの理由から、現在シリコン塗料、ラジカル塗料は外壁塗装で人気です。

まとめ

今回は、外壁塗装に使われる塗料の種類について紹介しました。今回のポイントをまとめると、外壁塗装に使われる塗料の種類はアクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料・ラジカル塗料・セラミック塗料・光触媒塗料・無機塗料・ナノテク塗料など全9種類です。どの塗料も外壁に使うことができます。ただし耐久性・防水性・防汚性の3点から、最適な塗料を選ぶことをおすすめします。本記事が外壁塗装に使われる塗料の種類について詳しく知りたい方に届けば幸いです。

【FAQ】よくある質問

  • 外壁塗装にはどんな塗料が使われますか?
  • アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、ラジカル塗料、セラミック塗料、光触媒塗料、無機塗料、ナノテク塗料が使われているようです。
  • 外壁塗装の塗料はどんなものがおすすめですか?
  • 耐久性・防水性・防汚性の高い塗料を使うことを推奨するようです。
  • 外壁塗装で人気がある塗料は何ですか?
  • シリコン塗料、ラジカル塗料が人気があるようです。

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