外壁塗装で塩害は防げる?海沿いの住宅の正しいメンテナンス方法

公開日:2026/02/15
海沿い住宅メンテナンス 外壁塗装と塩害対策

海沿いに住んでいると、外壁の色あせや劣化が早いと感じることはありませんか?その一因が、潮風による塩害です。本記事では、外壁塗装でどこまで塩害を防げるのか、そして海沿い住宅に必要な正しいメンテナンス方法を詳しく解説します。海沿いの住宅にお住まいの方は、ぜひ参考にしてください。

海沿い住宅に起こる塩害とは?

海の近くに建つ住宅では、内陸部とは異なる外壁トラブルが発生しやすくなります。その代表例が塩害です。塩害とは、海水に含まれる塩分が原因で建物が傷みやすくなる現象のことです。

海水が蒸発すると塩分が空気中に残り、潮風に乗って外壁や屋根に付着します。この塩分が徐々に建物を劣化させていきます。ここでは、なぜ海沿いの住宅の外壁が劣化しやすいのかを解説します。

外壁が傷みやすい理由

外壁に付着した塩分は、雨や湿気と結びつくことで塗装表面を傷めます。塗膜が弱くなると防水機能が低下し、ひび割れや剥がれが起こりやすくなります。また、金属部分がある場合はサビの発生も早まり、建物全体の劣化を促進します。

海から離れた場所でも油断できない

塩害は海のすぐ近くだけで起こるわけではありません。潮風は風に乗って遠くまで運ばれるため、海から数キロ離れた場所でも影響を受けることがあります。とくに風が強い地域では、外壁に塩分がたまっていることに気づきにくい場合もあります。

放置するとどうなる?

塩害を放置すると外壁の劣化が早まり、塗装の寿命も短くなります。その結果、塗り替えの頻度が増え、修繕費用もかさみます。海沿いの住宅では、塩害を前提にした外壁の点検とメンテナンスが重要です。

外壁塗装で塩害はどこまで防げる?

海沿いの住宅では、外壁塗装が塩害対策として重要です。しかし、塗装でできることとできないことがあります。ここでは、その違いをわかりやすく解説します。

外壁塗装でできること

外壁塗装の主な役割は、建物を守る膜を作ることです。塗料で外壁を覆うことで、潮風に含まれる塩分や雨水が内部に入りにくくなります。とくに、フッ素塗料や無機塗料など耐久性の高い塗料は、塩分や紫外線に強く、塗膜の寿命も長くなります。

また、塗装前にしっかり洗浄して下地を整えることで、残った塩分を減らし、劣化の進行を遅らせることも可能です。こうした塗装は、塩害によるダメージを軽減し、建物の寿命を延ばす効果があります。

外壁塗装でできないこと

一方、外壁塗装だけで塩害を完全に防ぐことはできません。潮風は毎日のように建物に当たり、時間とともに塗膜は少しずつ劣化します。塗膜が弱くなると塩分や水分が入り込み、金属部分のサビや外壁の劣化が進む原因になります。

また、塗装では、すでに進行している内部の腐食や、金属内部まで広がったサビを元に戻すことはできません。そのため、塗装後も定期的な点検や外壁の水洗いなどのメンテナンスが必要です。

正しい理解で上手に対策する

外壁塗装は塩害を完全に防ぐ魔法ではありませんが、正しく行えば非常に効果的な対策になります。できること・できないことを理解し、塗料選びや日常の手入れを組み合わせることが、海沿い住宅を長持ちさせるポイントです。

塩害を抑えるために重要な外壁塗装と日常メンテナンス

海沿いの住宅では、塩害を完全に防ぐことはできません。そのため、外壁塗装による保護と日常的なメンテナンスを組み合わせることが、住宅を長持ちさせるために重要です。ここでは、塩害を抑えるための外壁塗装と毎日の手入れについてわかりやすく解説します。

塩害とはどんな被害?

塩害とは、海から運ばれてくる塩分を含んだ風が外壁や屋根に付着し、建物を劣化させる現象です。塩分は水分を引き寄せやすく、金属部分にサビを発生させたり、塗装の剥がれを促進したりします。とくに海に近い場所では、外からは分かりにくくても内部で劣化が進んでいることがあります。

外壁塗装が塩害対策になる理由

外壁塗装は、家の表面を守るバリアの役割を果たします。塗装によって外壁に膜ができ、塩分や雨水が内部に入りにくくなります。

塩害が起こりやすい地域では、耐久性の高い塗料を選ぶことがポイントです。少し費用はかかりますが、劣化を遅らせることで、結果的に修理や塗り替えの回数を減らせます。

日常メンテナンスでできること

塩害対策は塗装だけでなく、日常の手入れも大切です。外壁や屋根に付いた塩分は、水で洗い流すだけでも効果があります。ホースで軽く水をかけたり、柔らかいブラシでやさしくこするだけで充分です。強い水圧で洗うと、塗装を傷める恐れがあるため注意しましょう。

早めの点検で家を守る

外壁の色あせやひび割れ、金属部分のサビを見つけたら、早めに専門家に点検してもらうことが重要です。小さな損傷のうちに対処すれば、大掛かりな工事を避けられる場合も多く、住宅を長く安全に使うことにつながります。

まとめ

海沿いの住宅では、潮風による塩害を完全に防ぐことはできません。しかし、外壁塗装によって塩分や雨水の侵入を防ぎ、劣化の進行を遅らせることは可能です。加えて、日常的に外壁を水で洗い流したり、早めに点検や補修を行ったりすることで、家へのダメージを最小限に抑えられます。塩害を放置することにより修理費用がかさむのを防ぐためにも、外壁塗装と日常メンテナンスを組み合わせることが、長く安心して住める家を守るためのポイントです。

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